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救急集中治療医学教室の今村 浩教授(高度救命救急センター長・地域防災減災センター副センター長)が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました

2024年02月20日 [受賞]

 医学部医学科救急集中治療医学教室の今村 浩教授(医学部附属病院高度救命救急センター長・信州大学地域防災減災センター副センター長)が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。令和5年9月15日(金)に、総理大臣官邸において、表彰式が行われました。


<受賞のコメント>

 今回、「救急搬送時の遠隔作業支援システム」の取り組みにより、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞することになりました。ありがとうございます。
 当院の高度救命救急センターでは、オンラインメディカルコントロール(救急救命士が病院外で行う医行為に対して医師が直接指示・助言すること)において医師と救急救命士が画像と音声情報の双方向性コミュニケーションを可能とするシステムの研究開発を行っており、今回この研究が受賞の直接の契機となりました。このシステムは「地域内全ての救急患者に対応できること」、「災害発生時には地域内の関係機関全てがリアルタイムに情報共有できること」を特徴としています。
 研究はまだ実証実験の段階ですが、災害医療や防災活動ということでは、これまで信大病院は、古くは2004年の新潟県中越地震時の医療支援から始まり、2014年の御嶽山噴火災害など、多くの実災害に対応してきました。2015年には災害に強い大学病院を目指して多職種から成る「災害対策準備室」を組織し、院内外の諸機関と連携して防災のための様々な活動や情報発信を行ってきました。コロナ禍においては行政や医師会と連携し医療提供体制の最適化にも貢献しました。また全学の組織であり私が副センター長を務める「信州大学地域防災減災センター」は、防災のための教育・研究・地域連携・医療支援に学部横断的に取り組んでいます。
 今回の受賞は私個人というより、附属病院と大学で多くの仲間たちと行ってきた取り組みが評価されたものと思っています。今回の受賞をはずみとして研究開発をさらに進めて実用化につなげるとともに、病院や地域の防災減災活動を推進して社会貢献をしてゆきたいと考えています。

今村 浩 



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出典:首相官邸ホームページ
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202309/15hyousyou.html



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表彰式動画:https://www.youtube.com/watch?v=oBVUtW8OqpI
動画出典:令和5年9月15日 防災功労者内閣総理大臣表彰式 | 総理の一日 |首相官邸ホームページ(kantei.go.jp)の関連動画を編集(今村教授は2:27に登場)



信州大学医学部附属病院ホームページの記事もご覧ください。
https://wwwhp.md.shinshu-u.ac.jp/information/2023/09/-5.php




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