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小児医学教室の三代澤幸秀助教が、新生児医療体験シリアスゲーム「はじめてのNICU」を医学部生と共に製作、公開しました
2022年08月31日 [研究]
信州大学医学部小児医学教室の三代澤幸秀助教が、勇美記念財団の在宅医療助成を受け、新生児医療体験シリアスゲーム「はじめてのNICU」を医学部生らと共に製作し、公開しました。
医療系の学生や、中高生、療育関係の職種の方の中には、新生児集中治療室(NICU)での新生児医療に関心がある方もおられると思います。しかし、コロナ禍により、新生児医療の分野においても様々な実習や講習会等の人的交流の機会が失われています。
コロナ禍においても、新生児医療を体験できる機会を提供したい。三代澤助教はそのように考え、2-5年生の医学部生5名、学生イラストレーター1名と協働し、新生児医療体験シリアスゲーム「はじめてのNICU」を開発、7月8日に公開しました。このプロジェクトは、令和4年度勇美記念財団の在宅医療助成を受けて行われました。
シリアスゲームとは社会問題の解決を目的としたゲームです。ゲームの中には、選択によって展開が変化し、自由に施設内を探索できるような、楽しく学ぶ仕掛けが沢山施されています。自分で選択することで能動的な学び=アクティブラーニングが可能になります。
ゲーム終了後にはアンケートがありますので、ご感想をお聞かせください。ご意見を元に、今後開発するシリアスゲームの質をさらに充実させていきます。
このゲームを通して、普段接する機会の少ない新生児医療を少しでも身近に感じて頂けることを期待します。
アプリは以下のサイトからダウンロードできます。
https://msserious.com