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医学部在宅療養推進学講座教授(医学部附属病院難病診療センター長)の中村昭則医師が日本遠隔医療学会学術大会で優秀論文賞を受賞しました

2015年10月16日 [受賞]




2015年10月8~9日に仙台で開催された、第19回日本遠隔医療学会学術大会で、医学部在宅療養推進学講座教授(医学部附属病院難病診療センター長)の中村昭則医師が優秀論文賞を受賞しました。
受賞となった演題は「在宅人工呼吸器の遠隔監視、アラーム通報の試み」です。

人工呼吸器を装着して在宅療養を営む患者さんやご家族、訪問看護師などの療養支援者は、患者さんの状態悪化時や機器のアラーム発生時には迅速な対応が求められため、不安を抱えて生活しています。しかし、緊急時の的確な連絡には混乱を招くことが多く、また在宅まで行かなければ状態が把握できないなど時間的ロスも少なくありません。特に、交通の利便性が低い山間地や豪雪地、災害時の対応はさらに困難な状況です。一方、在宅人工呼吸器は遠隔監視を行うことを前提に開発されてはいませんでした。そこで、在宅人工呼吸器に通信機能を付加し、機器の稼働状況や生体情報の遠隔監視とモバイル端末にアラーム通報することができるシステムがあれば、患者さんの安全確保に加え、介護者家族、支援者に安全と安心を与えられる可能性があります。本研究では、在宅人工呼吸器のデータ出力ポートからの信号を取得し、専用ルータとVPNネットワークを介して専用クラウドサーバーにデータを伝送保存し、複数の箇所で同時かつリアルタイムに電子端末での閲覧やアラーム通報を行うソフトウエアーを開発しました。この方法により、急変時の対応がより的確かつ迅速に行える可能性が出てきたこと、さらに在宅高度医療機器のクラウドシステム開発の突破口となる成果であることが期待されます。

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