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医学系研究科 保健学専攻博士前期課程の北川直也さんが日本臨床化学会学会賞 甲信越支部優秀演題賞を受賞しました。
2013年09月12日 [受賞]
平成25年8月31日に徳島市あわぎんホールで開催された第53回日本臨床化学会学術集会において、大学院医学系研究科 保健学専攻博士前期課程2年生の北川直也さんが、日本臨床化学会学会賞 甲信越支部優秀演題賞を受賞しました。
受賞対象となった演題は「リポ蛋白リパーゼ処理によるリポ蛋白中脂質の質量分析」です。冠動脈性心疾患やインスリン機能・抵抗性と密接な関係にあるリポ蛋白リパーゼ(LPL)は、トリグリセライド(TG)を脂肪酸とグリセロールに分解する酵素ですが、LPLのTG分解機序は複雑な一連の反応系により成り立っており、詳細は不明でした。今回、LPLによるリポ蛋白中脂質のTG分解時におけるリン脂質への反応性について質量分析を用いて検討し、その機序の一部を明らかにしました。