国際交流・留学

信州大学医学部は、世界で活躍するグローバル医療人材の育成をめざして、多くの学生に海外の医学に触れる機会を提供したいと考えております。海外協定校に2～3か月留学する教育プログラムを用意していますが、留学したいという医学生にとって、渡航費を含めた経済負担は切実な問題です。学生は信州大学知の森基金や日本学生支援機構（JASSO）などの奨学金にも応募しておりますが、それだけでは十分ではなく、経済的負担から海外研修をあきらめる学生も存在することから、学生への幅広い支援が必要です。そこで、この度、信州大学医学部同窓会である一般社団法人　信州大学医学部松医会の先生方にご賛同頂き、医学部の国際交流推進活動・海外留学への支援として「松医会海外留学奨学金」の寄附を頂くこととなりました。2021年12月20日、松医会　久保惠嗣　会長と信州大学医学部　中山　淳　学部長との間で、覚書が締結されました。

信州大学医学部の卒業生の皆様は、母校から世界に羽ばたこうとする後輩を力強く応援してくださっています。松医会の先生方から頂いた奨学金を有効に使用させて頂き、海外へ留学する医学生を増やすとともに、医学部のさらなる国際化に取り組んでまいります。

医学部国際交流担当教授・国際交流推進室長　　田中直樹

※このことについて、松医会HPでもご紹介いただきました