後援会

ごあいさつ

 信州大学人文学部の学生が学生生活を過ごす松本キャンパスが立地する松本市は、3000m級の峰々が連なる北アルプスや美ヶ原に抱かれ、夏には世界の名だたる音楽家が集うフェスティバルの開催地としても知られています。そして、近代日本の幕開けとなる明治時代に「開智学校」が、大正時代には現在の信州大学の前身「旧制松本高等学校」が開校し、古くから教育への思いも深い地でもあります。まさに松本市が「岳都・楽都・学都」と称される所以です。
 雄大な自然の中で四季の移ろいを肌で感じ、良質な芸術文化に溢れるこの地は、学生の皆さんが勉学に励み、豊かな感性を磨くにはまたとない環境です。「そんな学生の皆さんを保護者の立場から少しでもサポートできないか。」という思いから、平成3年に設立されたのが人文学部後援会です。後援会は、入会いただいた保護者の皆様の会費から、セミナーや交流事業などの学部活動や、ゼミ合宿などの課外活動への援助を通じ、学生達が幅広い人間関係を築くとともに、学びをより深めることができるよう支援活動を行っています。毎年夏に開催している後援会総会ではこうした支援活動の振り返りとともに、普段は顔を会わせることも少ない保護者同士や先生方との交流の時間も設け、保護者同士が情報交換をしたり、先生から学内や学生の様子をお聞きする良い機会にもなっています。専門分野のエキスパートでありながら様々な知識や経験、ユーモアをお持ちの先生方に導かれ、学生の皆さんには人文学部の理念でもある『「実践知」を身につけた新しい時代の人文人(ネオ・フマニスト)』になるべく研鑽を積んでいただきたいと思います。そして、私たち後援会も微力ながら学生の皆さんを応援できるよう活動をしてまいりますので、保護者の皆様には、趣旨にご賛同のうえ後援会にご入会いただければ幸いです。

2019年度後援会会長
伊達 博巳

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