後援会

後援会からのお知らせ

お知らせ

信州大学人文学部後援会入会のお願い

信州大学人文学部後援会(以降、後援会)は言わば人文学部の「PTA」で、諸兄が小中学校や高等学校で経験されましたPTAに酷似し、主に父兄や大学職員で構成する組織となっております。毎年多くの人文ゼミが長期休業などを利用して合宿などを実施しておりますが、後援会はこれらの補助活動などを行っております。諸兄にも後援会にご入会いただき活動の一翼を担っていただければと思います。

 

ご存じの通り、最近の若者を取り巻く環境は大変厳しくなっております。20代の非正規雇用率は50%に達し、収入や雇用の不安に陥っている若者が多数おります。また、大学生の奨学金受給者率は50%を越える状態となっており、雇用の問題とも相まって卒業後の返済もままならない場合も時折見受けられます。このようなことから若者の考え方も消極的になり、将来の希望を持ちにくい状態となっています。

また企業では、若者を育成しようとする考えが希薄になり、昔のようにベテランが若者を指導する場面を見かけなくなってきています。人材が必要であれば中途採用、あるいは人材派遣にたよればよいと考えている企業があまりにも多い気がします。スキルが身につかないまま、ただただ時間が過ぎてゆく若者たちを時折見かけますが、将来日本の壊滅さえ予感させます。

若者の育成はその組織に集う大人の責務と考えます。それは企業でも学校でも同じです。学校の組織において我々父兄は、その一旦を担っています。信州大学人文学部を母校とする若者たちに、在学中に少しでも多くのスキルを身につけてもらい、卒業後の社会で充分に活躍できるように後援会は支援をしております。また後援会は後援会の組織率を今後も維持し、学生諸君への充分なサポートができるようにしていかなければなりません。改めて諸兄に後援会に入会をお願いするところであります。

初夏に後援会の総会が行われます。ご子弟の学ぶ学習環境をぜひご確認ください。そして初夏の一日、信州の学び舎で講演を聞いてみませんか。きっと自分の学生時代を思い出すことでしょう。いま学生時代を過ごすご子弟とその学友に、将来のための学習環境を整えてやろうではありませんか。諸兄の後援会へのご入会と総会へのご参加を、重ねてお願い致します。

人文学部後援会会長 長崎正晃

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