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雑記

日本考古学協会2008年度大会に行ってきました

去る11月8日、9日と日本考古学協会2008年度愛知大会のシンポジウムⅢ「東海地方の窯業生産-生産構造の解明をめざして-」にコメントをするように、と求められて参加してきました。
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私の参加した会場は、窯業生産を可能ならしめた生産構造(生産形態・工人集団の存在形態や生産組織・管掌者を含めた経営形態)を検討しようという意気込みにあふれたもので、考古学の最先端をよく示していたようです。
遺跡をしっかり見、遺物を評価し、さらに周辺との分布状況から考察しすると、こんな結果が出るというわけで、新たな方向性を求めて模索している状況がよく分かりました。

私の場合、日本史の大きな学会ににはほとんど出ません。自分が報告を求められて歴史学研究会の大会に出たことがあるくらいです。もっとも日本民俗学会を信州大学で行ったときには実行委員長を務めましたが。
異分野の人たちと接すると様々な刺激がもらえます。
今回も多くのことを学ばせていただきました。
お招きいただいた皆様に感謝いたします。

学生さんたちも、少しでも機会があったら、いろいろなことに接触した方がいいですよ。

行く前に名古屋の友人と連絡を取ったら、信州大学に合格して南山大学を選んだ人が何人かいるとのこと。とても残念に思ったのですが、それならばと大学を見てきました。
会場となった南山大学を見ると、建物はすばらしく、落ち着いた環境でした。
信州大学は建物などはよくなくても、学生ともっとも身近にいて、学生が卒業してよかったと評価してもらえるようにするしか道はないかと思いました。
これからも、額精算と仲良く歩き回ることにするぞと決意を固めた次第です。

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