この度、『天下凶事と水色変色―池の水が血に染まるとき―』という論文集を､高志書院より出しました。
日本人の水に対する意識の変化を追いたいと考えました。

内容は、
１　火山にタイする古代人の意識
阿蘇の神霊池が変色する―変化する神のイメージ―、他
２　中世の不思議な場
猿沢池の水の変色―中世人の場に対する意識―、他
３　政治手段としてのメッセージ
塩釜の御釜神社の釜水色変色―仙台藩と法蓮寺―、他
からなっています。
全312頁で、本体定価が6300円です。
少し高いのですが、興味のある方はお読みください。