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かまだ たかゆき

鎌田 隆行

比較言語文化 教授

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著書

シンポジウム論集Balzac penseurの刊行について

このたび、論集Balzac penseur (F. Spandri, ed.)がフランスのクラシック・ガルニエ社より刊行されました。2016年5月にローマ第三大学にて行なわれた同名の国際シンポジウムの研究発表を収録したものです。フランスやイタリアを中心に総勢22名のバルザック研究者が結集し、近年のバルザック関連のシンポジウムとしては最大規模のものとなりました。バルザックは小説家になる以前に哲学者を志していたこともあり、その著作においては神秘思想からマテリアリズムまで幅広い思想的要素の現れが見られます。本書はこの難題を多角的に考察しています。当方もお声がけをいただき、参加者の一員としてバルザックにおける書物をめぐる思想と作品制作方法の関連について論じました。

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