人文学部からのお知らせ

第51回松本ぼんぼんで信大人文芸術ゼミが最優秀賞を受賞しました

第51回松本ぼんぼん(2025年8月2日開催)で「信大人文 芸術ゼミ」(「信州大学人文学部 芸術コミュニケーション演習濱崎ゼミ」)連が一般の部で最優秀賞を受賞しました。信州大学人文学部哲学芸術論コースで開講した芸術コミュニケーション基幹演習Ⅸに参加したゼミ生の取組みの結果となります。


人文学部芸術コミュニケーション演習(音楽系)では、これまでとくに信州の伝統芸能や音楽に焦点を当て、木遣り(諏訪、松本地域など、『木遣り研究報告書』[2018])や木曽節、伊那節、三才山小日向神楽(松本)や山浦民謡踊り(茅野)など、各地域の主に保存会の方々のご協力を賜りながら、社会における伝統や土地、音楽や人々について、またそれらの関係性について実践的に学んできました。


今年度は、芸術における「模倣と創造」を演習テーマに据え、約50年間、松本とともに歴史を刻んできた松本ぼんぼんへ参加しながら、これを多角的に検討する試みとなりました。授業では、松本ぼんぼんの踊りや歴史について学びながら、衣装やうちわ、大道具などグループワークで準備を進め、7月には踊りの師範の方々に大学にお越しいただき、正調の踊りの練習を重ねました。


松本ぼんぼん当日は、141連、7400人の参加者の中で、総勢46名の連として踊りをスタートさせました。現役生や卒業生、学生の友人・知人、人文学部教職員の方々も応援にかけつけてくださる中で、ひたむきに踊り切りました。女鳥羽川に架かる中央大手橋上で最優秀賞受賞の放送を聞いた時には全員が驚きと喜びの歓声を上げ、連長の大平蒼真さんがトロフィーを、副連長の高見澤卓さんが賞状を受け取りました。

※全員写真以外は、哲学芸術論コースの畠山涼音さんが撮影くださいました。

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