人文学部からのお知らせ

復旦大学哲学学院との学術交流・交換留学協定を締結

信州大学人文学部は,この度,復旦大学哲学学院との学術交流・交換留学協定を締結しました。


復旦大学は1905年に創立された中国を代表する名門大学の一つです。その中の哲学学院は,1956年に哲学系として設立され,2006年に哲学学院となり,哲学・宗教学・科学哲学・中国哲学・芸術哲学などの部門から構成されています。各部門は豊富なスタッフ(外国人教員を含む)に恵まれ,英語での授業も充実しています。この協定により本学部の幅広い領域から学生を派遣すること,また,哲学学院から修士の学生を受入れることで,総合人文社会科学研究科の活性化にも寄与することが期待されます。


3月1日(月)にオンライン上(Zoomを使用)で執り行われた調印式では,磯部美穂国際交流委員長の挨拶に続き,2018年9月からこの協定のための準備にあたっている護山真也教員より,これまでの経緯と協定の内容についての説明がありました。続いて,哲学学院の湯銘鈞(TANG Mingjun)先生及び潘斯斯(PAN Sisi)先生より,協定内容の確認が行われました。


その後,哲学学院長・孫向晨(SUN Xiangchen)先生よりご挨拶があり,その中で,哲学学院はこれまでヨーロッパやアメリカなどの諸大学との協定はあるが,アジア圏の大学との協定は信州大学が最初であることから,交流の進展への多大な期待が述べられました。


続いて,早坂俊廣人文学部長より,本学部の紹介とこの協定の意義について説明があり,自身の復旦大学訪問当時の思い出話も交えつつ,今後の交流の深まりを祈念する言葉が述べられました。なお,中国語の通訳は,本学大学院生の何珊珊(HE Shanshan)さんに務めていただきました。


最後に,オンライン上で調印が交わされ,後日,郵送による協定書を双方で保管することが確認されました。


この協定は5年間の期限で結ばれています。コロナ禍が続いているため,学生の派遣・受入れ開始時期は不透明ですが,一人でも多くの学生の派遣・受入れを実現し,教員間での学術交流も深めていきたいと考えています。

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