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人文学部研究紹介冊子『信州大学人文学部研究紹介 2017-2018』

人文学部研究紹介冊子『信州大学人文学部研究紹介 2017-2018』


人文学部の研究の現在を紹介する標記の冊子を刊行いたしました。人文学部所属の全教員(2018年度現員)とそれぞれの研究が紹介されています。「知」のアクセスポイントとしてご活用いただけると幸いです。



以下をクリックしてください。PDFで表示されます。


人文学部研究紹介2017-2018.pdfPDF)




☆学部長あいさつ


信州大学人文学部長
山田 健三


信大人文学部スタッフの研究最前線ファイル


どのような分野でも、研究は日々進んでいます。大学を卒業してずいぶん経った社会人の方が抱いている「常識」はもちろんのこと、現役の高校生の皆さんが用いている教科書に現に書いてあることも、既に研究の世界では塗り替えられていたり、塗り替えつつある、ということは全く珍しくありません。テレビのドキュメンタリー番組や新刊図書でもその一端は垣間見られるでしょう。でも、そこは「最前線」ではありません。研究活動は生きている人間がやる以上、「最前線」は研究者に影のように貼りつい
ています。
 人文学は「人の営為(=人文)」を研究対象とする学問分野全般を指しますが、人が人の行いを理解しきることは、実はなかなか困難。「異文化理解」とか「歴史との対話」とか表現はシンプルですが、そんな簡単ではありません。簡単でないからこそ、これまでの常識も疑いつつ、優れた研究者は日夜果敢に問題に取り組んでいます。
 さて、本冊子は、大学および大学院進学を考えている受験生の皆さんにも、大学の「人文知」と社会とをキュレートする出版・新聞・放送などのマスメディア関係者にも、またコミュニティ問題・文化行政問題などに腐心されている行政諸機関にも、はたまた研究連携などを考えている他研究機関や他分野の方々にも、信大人文の研究スタッフの研究最前線を一覧することで、頼れる専門家が身近にいることを示そうとしたものです。研究は大学という組織やAI が行っているわけではありません。すべて生身の人間。本冊子が皆さんの「知」のアクセスポイントとして利用されることを願っています。

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