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信州大学人文学部主催アートイベント

2018年7月 7日開催

2018年10月22日更新

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イベント概要

2018年前期 Art & Science Project Performance Showing
信州大学人文学部 × 砂連尾 理 × 公募メンバー × 観客
「Metamorphose―カフカの“変身”から考える生のゆらぎ」

主催:信州大学人文学部、一般財団法人松本市芸術文化振興財団

「Metamorphose―カフカの“変身”から考える生のゆらぎ」
信州大学人文学部 × 砂連尾理 × 公募メンバー × 観客
によるショーイング開催のお知らせ

〜からだと言葉/言葉から身が変わることをイメージする〜

カフカの『変身』を出発点に、振付家・ダンサーの砂連尾理氏の演出と、信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野ゼミ生、一般公募により集まった市民の方々の出演によるショーイングを7月7日(土)に開催します。

生のゆらぎの中にある「変身」を探るプロセスを観客の皆さんと共有する場です。そこではどのような模索する身体に出会えるでしょうか。ゲストは、佐久間新氏(ジャワ舞踊)、ほんまなほ氏(声・詩・ガムラン)。そして、砂連尾氏が教鞭を取られている立教大学現代心理学部・映像身体学科の学生も参加します。

開催日 2018年7月 7日
時間 14:30開場 15:00開演
会場 まつもと市民芸術館オープンスタジオ(3F) Mapをみる
参加料金 無料
イベント報告はこちら http://kitamurawszemi.tumblr.com/

招聘アーティストコメント

“二年前、父が病で倒れた。二度に渡る手術の後、視力を随分失った父の発する言葉や佇まいがそれまでとは随分変わり、まるで人が生まれ変わったかのように感じた。新しく生まれ変わっていく父を見て、老いや障害を抱えるということが若さや健常の対の概念としてではなく、身が変わっていく過程として捉えられるようになった。

生の揺らぎの中で起こる様々な変身—メタモルフォーゼ。生きるということをそのように捉え直してみると、私たちの生は一体どんな変化が起きるのだろう。”砂連尾 理

Web サイト: http://kitamurawszemi.tumblr.com
Facebook: https://www.facebook.com/artcomkws
Twitter: @kitamurazemi

協力:立教大学心理芸術人文学研究所
制作:中山佐代
企画・制作統括:北村明子(信州大学人文学部准教授 芸術コミュニケーション分野)、信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野 北村ゼミ
プロジェクト統括:高瀬弘樹(信州大学人文学部准教授 心理学分野)
主催:信州大学人文学部、一般財団法人松本市芸術文化振興財団

招聘アーティストプロフィール

砂連尾 理(じゃれお・おさむ)/振付家・ダンサー
大学入学と同時にモダンダンスを始める。1991年、ダンサー寺田みさことのダンスユニットを結成。02年、「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)、「オーディエンス賞」をW受賞。04年、京都市芸術文化特別奨励者。近年のソロ活動では、ドイツの障がい者劇団ティクバとの「Thikwa+ 循環プロジェクト」(ドラマトゥルク:中島那奈子)から共に踊る相手の層を広げ、京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」及び「とつとつダンスpart2- 愛のレッスン」では、ダンスから介護への視点をなげかけている。初の著作「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉_ダンスのような、介護のような_」(晶文社)を発刊。創作の際の言葉が鷲田清一「折々のことば」/ 朝日新聞連載で紹介されている。立教大学 現代心理学部・映像身体学科 特任教授
公式サイト:http://www.osamujareo.com


チラシはこちら

主催:信州大学人文学部、一般財団法人松本市芸術文化振興財団

©中山佐代

©中山佐代

©中山佐代

イベントレポート

本アートイベントは大盛況にて終了いたしました。
ご協力いただいた皆様には改めて、この場をお借りして御礼申し上げます。

*当日の様子につきましては http://kitamurawszemi.tumblr.com/ をごらんください。

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