Instagram
Facebook

大学院総合理工学研究科農学専攻2年の鈴木真彩さんが第83回日本栄養・食糧学会中部支部大会において学生優秀発表賞を受賞

研究

授賞式後に日本栄養・食糧学会中部支部長の三浦進司教授(静岡県立大学)とともに写真に納まる鈴木真彩さん(写真右)
授賞式後に日本栄養・食糧学会中部支部長の三浦進司教授(静岡県立大学)とともに写真に納まる鈴木真彩さん(写真右)
賞状
賞状

令和6年11月23日に静岡県立大学で開催された第83回日本栄養・食糧学会中部支部大会において、食品機能学研究室の鈴木真彩さん(修士2年)が「学生優秀発表賞」を受賞しました。
異所性脂肪は、骨格筋や肝臓など脂肪組織以外の臓器に蓄積する脂質であり、寝たきりやギプス固定など非肥満者にも蓄積する脂肪です。今回受賞対象となった研究では、ポリフェノールの1つであるプテロスチルベンが筋細胞内の脂質蓄積を抑制すること、そしてその作用メカニズムを見出したものです。異所性脂肪の治療薬は未だ存在せず、本研究成果はプテロスチルベンを含む食品素材が異所性脂肪の予防に資する可能性を示した点が評価されました。

受賞演題は以下の通りです。
「プテロスチルベンはPPARδを介して筋細胞における異所性脂肪の蓄積を減少する」
鈴木真彩 1、米本英都 1、高谷智英 2,3、東村泰希 4、三谷塁一 2,3
1信州大学大学院総合理工学研究科農学専攻、2信州大学学術研究院(農学系)、3信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所、4石川県立大学・生物資源環境学

« 前の記事へ

お知らせ一覧にもどる

次の記事へ »

a