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大学院総合理工学研究科・生命医工学専攻の小林浩大さんが「第38回(2024年度)日本放線菌学会大会・優秀ポスター賞」を受賞

研究

授賞式の様子
授賞式の様子

令和6年9月10日〜11日、一橋講堂(一橋大学)で開催された「第38回(2024年度)日本放線菌学会大会」において、大学院総合理工学研究科・
生命医工学専攻の小林浩大さん(修士課程1年・応用分子微生物学研究室)が優秀ポスター賞を受賞しました。
放線菌は、抗生物質の生産菌として知られており、産業上有用な微生物群です。今回受賞対象となった研究では、滅菌処理した腐葉土を用いた固体培地(腐葉土培地)で放線菌を培養できることを明らかにし、腐葉土培地条件下での培養により抗菌物質を生産する放線菌を見出しました。放線菌の潜在能力を引き出す新たな培養法は、新しい抗生物質の発見をもたらすと期待されています。本研究において確立した腐葉土培地による放線菌の培養法は、その一助になり得る成果として評価されました。

受賞演題は以下の通りです。
「滅菌処理した腐葉土を用いた固体培養による放線菌の培養」
小林 浩大 1,阿部 瑞妃 1,保坂 毅 1,2
1信州大学大学院総合理工学研究科・生命医工学専攻, 2信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所・生体分子イノベーション部門

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