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生命機能科学コース4年生の阿部瑞妃さんが第36回日本放線菌学会大会にてポスター発表賞を受賞しました

研究

令和4年9月14日~16日、福井国際会館(福井市)で開催された「第36回(2022年度)日本放線菌学会大会」において、農学部生命機能科学コース4年生の阿部瑞妃さんがポスター発表賞を受賞しました(ポスター発表件数68件中の5件が受賞)。
放線菌は、抗生物質の生産菌として知られており、産業上有用な微生物群です。自然界にはまだ発見されていない放線菌がたくさん眠っています。そのような放線菌を分離する手法の確立は、新しいタイプの抗生物質の発見につながると期待されています。
本研究では、1個の土粒子から放線菌を取り出す手法が、希少放線菌や未知種放線菌の効率的な分離を可能にすることを実験的に証明しました。このことは、抗生物質の探索に向けた有望な放線菌を土の中から分離するための新しい方法として、技術的重要性に加え、学術的にも意義深く、今後の応用面での展開が大いに期待できる成果として評価されました。

受賞演題は以下の通りです。
「土粒子1個から放線菌を分離する方法の検証」
阿部 瑞妃 1,林 大稀 2,海田 枝里 1,濱渦 亮子 3,今井 優 3,保坂 毅 3
1 農学部,2 大学院総合理工学研究科・生命医工学専攻,3 バイオメディカル研究所・生体分子イノベーション部門

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