農学部 農学生命科学科森林・環境共生学コース4年の田中来実さんが第11回中部森林学会大会において学生発表奨励賞を受賞

2021年11月14日に、名古屋大学（オンライン）で開催された第11回中部森林学会大会において、造林学研究室の田中来実さん（学部4年）が「学生発表奨励賞」を受賞しました。

この賞は、学生会員による3つの優れた研究発表（生物系・環境系・経営系）に授与されるもので，田中さんは生物系で受賞しました。

今回の受賞は、下刈り省力化の効果が中長期的に持続するという仮説を，スギの成長および競合植生の植物社会学的変化の解析結果から総合的に検討した点が評価されました。本研究は信州大学農学部と中部森林管理局との連携協定に基づき，霊仙寺山国有林の低コスト造林試験地で実施されました。

受賞演題は以下のとおりです。

「下刈り完了後5年が経過したスギの成長と競合状態に及ぼす省力化の影響」

〇田中来実¹，城田徹央²，岡野哲郎²

（¹信州大学農学部，²信州大学学術研究院農学系大学院）