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農学部 農学生命科学科森林・環境共生学コース4年の唐澤亮さんが第11回中部森林学会大会において学生発表奨励賞を受賞

研究

2021年11月14日に、名古屋大学(オンライン)で開催された第11回中部森林学会大会において、森林計測・計画学研究室の唐澤亮さん(学部4年)が「学生発表奨励賞」を受賞しました。

この賞は、生物系・環境系・経営系の各分野における学生会員の優れた研究発表を表彰するもので,唐澤さんは経営系で受賞しました。

今回の受賞研究では「現地に行かないと木材生産状況がわからない」という林業従事者の課題解決に取り組み、収穫予定地をドローンレーザで取得した数値標高モデル(DEM)データを活用し、高性能林業機械の使用を前提とした作業範囲の視覚化と単木レベルでの伐倒可否の事前分類を行いました。この技術により,現地踏査と資源調査の省力化や収穫作業工程の計画立案を補助できるようになりました。

今後は、伐倒可否の分類を行った立木に資源量データを結びつけることで素材生産量を算出し、サプライチェーン全体で利用しやすい情報を提供し、林業の成長産業化を加速させたいと考えています。

受賞演題は以下のとおりです。

「DEMデータを活用した高性能林業機械使用基準マッピング」

〇唐澤亮1,加藤正人2,鄧送求2,堀澤正彦3, 南都寛3

1信州大学農学部,2信州大学先鋭領域融合研究群山岳科学研究拠点,3北信州森林組合)

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