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【海外インターンシップ】【タイ】「納豆」から学ぶ海外での成功の秘訣

森林共生科学コース 山崎 咲果さん
期間:2019年8月26日~2019年9月6日
インターンシップ先:Komatsu Foods Products and Distributions Co., Ltd

インターンシップ先について:
KOMATSU FOODSはタイ・バンコクで「納豆」の製造から販売までを行う食品会社です。アジア8カ国で電子部品の販売会社を展開するGSKエレクトロニクス・グループの社長で、大の納豆好きである小松進社長が、趣味で始めた納豆づくりを事業化し2015年に創業されました。KOMATSU FOODSで製造される「社長さんの納豆」はタイ産の大豆が使用されており、またタイでは珍しい冷凍されていない納豆です。インターンシップでは、KOMATSU FOODSのみでなくその親会社であるGSKエレクトロニクスにもお世話になりました。どちらの会社ともスタッフの方々はとても明るくフレンドリーで、研修中は大変お世話になりました。

インターンシップの内容について:
1日ごとに決まったテーマに沿い、現場訪問、体験、レポート作成や意見交換などを行いました。小松社長は信州大学工学部の卒業生で、一般企業に就職した後にシンガポールで起業された方です。今回のインターンシップでは、納豆の製造・販売の他にも、ビジネスや国による職業観の違いについてなど、海外で成功を収めるためのヒントを社長から直々に教わり、様々な分野で新たな知識を得ることができました。テーマは以下の通りです。
1日目 「タイ・アユタヤの歴史と日本人との関わり」
2日目 「GSK,KOMATSU FOODS 訪問」
3日目 「納豆の製造工程」
4日目 「アジアに貢献した日本人」
5日目 「ビジネス,マーケティングを学ぶ」
6日目 「タイの発酵食品を学ぶ」
7日目 「GSKパーティーに出席」
8日目 「タイの宗教観と、海外で仕事をするということ」

生活について:
現地での滞在は、小松社長のお宅でのホームステイでした。研修中貸してくださっていたゲストルームはとても快適で不自由はありません。毎晩タイ人の奥さんが用意してくださるお料理があまりにもおいしいのでつい食べ過ぎてしまい体重はかなり増えましたが、それ以外で体調の変化やその他トラブルは特にありませんでした。予定していた研修内容が早く終わった日には、市内観光に出かけたり近所のマッサージ店に行ったりなどもできます。

海外インターンシップで得たこと:
私は自分の就職活動について漠然としたイメージすら掴むことができていませんでしたが、今回のインターンシップに参加して自分の理想の将来像について考え直すことができました。大学卒業後にどのような進路に進むかはまだ分かりませんし、これからさらに迷うことも多くあると思いますが、グローバルな視点は常に持っていたいと強く思いました。就職活動が本格的に始まる前に、自分にとって何が大切で、どんなことがモチベーションにつながるのかを再確認できたことはとても大きな収穫でした。また、英語を話すことに対して恥ずかしさやためらいが薄れたということも実感できて嬉しかったです。

後輩へのアドバイス:
自分のやる気や積極性次第で、何倍も何十倍も実りあるものにできる研修だなと感じました。社長さんは日本人なのでつい甘えてしまいますが、自分から積極的にタイ人の方ともコミュニケーションを取りに行くことで自信になり、次の海外経験にもつながると思います。

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