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【短期交換留学】【インドネシア】行かなきゃ分からない

生命機能科学コース 長谷川 実蘭さん
留学期間:2024年2月19日~2024年3月19日
留学先:インドネシア ブラウィジャヤ大学

留学先大学について:

市の繫華街から少し離れた場所でしたが、交通量は多く賑やかな場所に立地している大学という印象を受けました。また、信州大学農学部とは異なり、他学部も同じキャンパス内にいたので、キャンパス自体も大きく、カフェやパン屋、食堂も充実していました。また、この大学では授業の始まりがとても早く、私は一番早くても朝の8時10分からでしたが、多くの現地の生徒たちは、朝の6時半ごろから授業があることもごく普通のような印象でした。また、留学生のサポートも充実していました。1つ目は、現地の生徒3名がバディによるサポートです。大学内の案内、日常生活をサポート、先生との仲介だけでなく、様々な行事に一緒に参加してくださいました。2つ目は、留学プログラムに関わってくださっている先生方によるサポートです。週に1回ほど面会を通して、現状の授業や健康状態の確認、パソコンや生活必需品の調達などの全面的なサポートに加え、様々な行事の計画、金銭面でのサポートもしてくださりました。大学の生徒、先生、食堂の職員、寮の管理人など全ての方々が優しく、親しみやすい印象でした。

学習面について:

授業はすべて英語で行われました。自分の専攻分野と異なる授業が多く、最初はバックグラウンドがなかったため、すごく苦戦しました。スライドをgoogle翻訳で訳して単語と授業の大まかな内容を瞬時に把握し、先生の話す内容をより理解するというスタンスを基本的にとっていました。また、聞き取れなかった内容は、一緒に留学した信大の生徒、ベトナムの留学生、現地の生徒に聞くことで理解に努めました。また、授業で自分が不足していた英単語は次の授業までに書き留めておいて、次回以降は調べることなく、使いこなせるようにステップアップを意識して過ごしました。また、プレゼント発表もあった為、自分で調べてスライドを作成し、細かい文法はアプリで、また別の留学生に一度聞いてもらい、話したい内容が伝わるか確認することで準備しました。

生活について:

私は、大学のキャンパス内の寮で生活しました。相部屋の子は一緒にプログラムに参加したベトナムの子でしたが、大きなストレスもなく1か月楽しく過ごすことができました。さらに、同じ階にコミュニティールームがあり、そこで隣部屋の子と交流や、相部屋の子ともお互いのプライベートの時間をとることもできました。また、同じプログラムに参加した男子生徒の留学生専用寮のコミュニティールームで他の留学生との交流や料理、食事をすることも出来ました。インドネシアは物価が安く、また基本外食文化なためか、大学外に出ると、様々な屋台、お店がありいつも利用していました。また、徒歩圏内に大きなモール、スーパー、24時間営業をしているお店もあるため、買い物に困ることはありませんでした。タクシーやバイクをアプリ内で簡単に予約できるので、遠出することも可能でした。生活面で日本との大きな違いは、トイレとお風呂だと思います。最初は、使い方も分からず、一番ストレスに感じる部分ではありましたが、次第に慣れることができました。また、留学先は気温、湿度が高いこと、また雨季の時期で雨に濡れやすい点から、シャワーも最低、朝晩の2回が定番化していました。そのため、洋服や下着を多めに持っていく、もしくは現地で調達することをお勧めします。

留学で得たこと:

留学で私は大きく4つのことを得ることができました。1つめは、自分の英語力の低さを再認識したことです。現地の自分が属したコースの生徒は、日常会話からアカデミックな英語も全て流ちょうに使いこなしていて、圧倒されました。2つめは、自分の将来の方向性です。留学前は、アバウトになっていた部分が留学先での生活を通して、道筋がはっきりしました。自分を見つめ直す良い機会だったと思います。3つめは、この国の文化や宗教に触れることができたことです。私が留学した時にラマダンが始まったこともあり、現地の実際の様子を直接味わい、さらに友人に宗教についてたくさん質問することで理解を深まることができ、ますます興味をもつようになりました。また、同じプログラムで参加したベトナムの生徒ともインドネシアの植生(特にフルーツの樹林)について話すことができ、多くの知識が付きました。4つめは、なんといっても海外の友達が作れるということです。1か月という短い時間でしたが、色んな人と外出や、ご飯を食べて交流することができました。帰国後も、インスタグラムやWhatsAppでやり取りをしています。近い将来、もう一度インドネシア、ベトナム、日本、その他の国でみんなと再会したいと思いますし、自分自身、もっと成長した姿で再開することをモチベーションとして頑張りたいと思って日々過ごすようになりました。

後輩へのアドバイス:

迷っているならとりあえず一度挑戦してみることが大切だと思います。言い訳を作ることはいくらでもできますが、まずは、自分が興味を持ったという気持ちに正直になって動いてみることが大切だと思いました。

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