＜紹介サイト＞
https://www.eurekalert.org/news-releases/1091212

　Journal of Environmental Law and Litigation (University of Oregon School of Law) に掲載された小林寛教授（総合法律学科）の論文が、米国科学振興協会（AAAS）のウェブサイト EurekAlert! で紹介されました。

　本論文は、脱炭素社会の実現に向けたGX（グリーントランスフォーメーション）における重要な経済的手法である成長志向型カーボンプライシング（排出量取引制度および化石燃料賦課金制度）の法的課題を論じたものです。2023年5月に制定された「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律」（GX推進法）により確立された制度の分析を中心に、カーボンプライシング制度の意義と課題（特に実施時期）および再生可能エネルギー訴訟との関連などを論じたものとなっています。

＜論文情報＞
タイトル： Carbon Pricing for GX and Renewable Energy: The Case of Japan and Comparisons to the United States
ジャーナル： Journal of Environmental Law and Litigation (University of Oregon School of Law), Vol.40 (June 2, 2025)
著者： Hiroshi Kobayashi
URI: https://hdl.handle.net/1794/30848