第28回 環境法政策学会学術大会が開催されました
2024. 06.22
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令和6(2024)年6月22日(土)13時30分~17時45分、本学経法学部第2講義室において、第28回環境法政策学会学術大会(シンポジウム「生物多様性と政策統合」)が開催されました(後援・共催:本学グリーン社会協創機構)。100名を超える参加者のもと、5名の研究者による個別報告、2名の研究者によるコメント、実務家を含む7名によるパネルディスカッションの後、活発な質疑応答が行われました。
個別報告では、生物多様性の保全について、法政策が必要となる理由・背景から議論がなされ、持続可能な社会のためのネイチャーポジティブ(自然再興)に向けて2030年までに生物多様性の損失を止め反転させるための意義と課題が検討されました。また、政策統合に際しての「自然資本としてのアプローチ」概念等が提言されました。個別報告を踏まえたパネルディスカッションでは、実務的観点から、ネイチャーポジティブの実現に要する政策や規制、技術革新といった要素や生物多様性訴訟における課題等様々な法的な議論が展開され、生物多様性保全のための法政策の重要性が改めて認識されました。
シンポジウム後の懇親会には50名を超える方々が参加し、盛会のうちに無事終了しました。
参考:シンポジウムプログラム