原 雅廣 先生(大和電機工業株式会社 代表取締役社長) の講義が行われました
2026. 10.21
- 経営者と企業
2026年10月21日、2026年度「経営者と企業」第2回の講義として、大和電機工業株式会社 代表取締役社長 原 雅廣氏から「地域から『めっき』で世界を支える~利他の心と共に~」と題した講義が行われました。
大和電機工業株式会社が本社を構える諏訪地域は、戦前は製糸業、戦後は精密機械産業を軸に長年、工業の町として発展してきました。大和電機工業は、精密機械産業の成長とその後の産業構造の変化に柔軟に対応して、現在は電子部品や半導体部品へのめっき加工を中核事業として企業成長を継続されています。さまざまなオーダーに対して最先端のめっき加工技術を活用した高機能のものづくりを実践されています。
原氏は「めっきと聞くと難しく思われるかもしれないが、スマートフォンや車載用部品など日常のあらゆるところで使用されている。めっきの基本原理は化学法則に従った標準的な技術だが、ものづくりの縁の下の力持ちとしてさまざまに貢献している」と述べ、独自性の発揮と競争力向上につながる、めっき関連製造設備の自社生産や生産工程の環境管理の重要性についてお話いただきました。
AIやインフレなど私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化しているが、時代が変わっても仕事に対する理念は何も変わることがないとして、「規律(コンプライアンス)と社会的責任を常にもつこと、受託企業として生き残るために常にマーケットに対して付加価値を提供することで結果をうみ(利他)、成長につながる」と、ものづくりを支える「思い」を語っていただきました。
講義終了後には学生から多くの質問があり、当講義への積極的な姿勢がうかがえました。
原氏には、ひとつひとつの質問に対して丁寧にお答えいただき、学生にとって大変有意義なものとなりました。