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さわき もとえい

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伊那諏訪言語地理学調査2011

学生を連れて、言語調査のために伊那谷に行ってきました。
あれっ、どこかで見たぞと思った人は記憶力がいい。実は去年も行ってきましたが、地域は駒ケ根市、飯島町、松川町でした。今年は規模(参加人数、期間)を拡大して伊那市全域と大鹿村を調査地域としました。国立国語研究所の大西拓一郎教授は共同研究者ですが、もう一人同志社大学の大学院生も参加しています。
調査だけで4年かかる大きな研究ですが、40年前に同じ調査地域で行われた調査と同じ調査項目を使い、40年の時間を経てことばがどう変化したか見ようというものです。今回は伊那市の旅館に5泊し、予定していた70人余りの話者のほとんどにお会いして方言を聞くことができました。場所によってはなかなか会っていただけなかったりするのですが、伊那谷の方たちはとても親切に学生を迎えてくださいました。伊那市と大鹿村の教育委員会には大変お世話になりましたが、そのことも含めて伊那谷の人の心の温かさに触れた思いです。
写真は、宿舎に帰って調査の報告やまとめをしている様子です。学生たちも楽しんで仕事をしているのがよく分かると思います。

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