澤木 幹栄

今日(2月10日)から12日まで、松本市のMウィングで「文化情報論フォーラム」を開催している。
これは最終日の卒論発表会をメインに3日にわたって行われる公開の発表会で、一般公開の形式にしてから、もう7回目になる。最初は卒論発表会を学内で行っていたのだが、それではもったいないということで大学を出て行うことになった。
初めて公開したときは4年生に大きな抵抗があったようだが、たまたまその年は卒論の当たり年(ビンテージイヤー)で外からのお客さんの鑑賞に堪えるような粒よりの発表ばかりだった。
それ以来、卒論を書く学生は公開の場で発表することを当然のこととして受け入れている。それどころか、この発表会で最高の論文に与えられる「最優秀卒論賞」を獲得することを目標にする学生さえ存在する。
種々の都合で松本駅近くのMウィングでフォーラムを開催することが多いが、場所がいいので外部のお客さんがたくさん来てくださるのがありがたい。
今年はどういうわけか学生が燃えている。頼まれもしないのにポスターを4種類作ったり、2年生が独自の企画で発表会をしたりする。去年の暮れあたりから学生たちは準備にかかりきりだった。2、3年生にとっては1年間の、4年生にとっては3年間の学生生活のクライマックスに名実ともになっている。
というわけで、長い宣伝になったが、まだ2日残っているのでぜひMウィングまで足をお運びいただきたい。学生たちもなかなかやるではないかと思っていただけるはずである。
なお、詳しいことは情報論コースのページをご覧いただきたい。4種類のポスターも見られます。