教員紹介

さとう ひろつね

佐藤 広英

文化情報論・社会学 准教授

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文化情報論系研究室の推薦図書(2023年度版)

文化情報論系研究室の推薦図書です。

■文化情報論系研究室全体
>>「社会調査」のウソ
谷岡一郎 2000 文藝春秋[新書]
→調査、データ分析のリテラシー向上のために必須の一冊です。
>>「分かりやすい表現」の技術 意図を正しく伝える16のルール
藤沢晃治 1999 講談社[ブルーバックス]
→情報を表現する心構えとして、この内容は必須の基本知識と言えるでしょう。
>> 哲学思考トレーニング
伊勢田哲治 2005 筑摩書房[新書]
→クリティカルシンキングを身につけるために、一読をお勧めします。
>> メディア・バイアス
松永和紀 2007 光文社[新書]
→あやしいメディア情報にだまされないために。
>> 情報生産者になる 
上野千鶴子 2018 筑摩書房(ちくま新書)
→大学で研究に取り組むプロセスをしっかりと知った上で、自分はいったい何をどのように研究していくのかを考えるために、ぜひ読んでおきたい一冊。
>>なぜ人は騙されるのか
岡本真一郎 2019 中公新書
→人が騙されるメカニズムについて。詐欺や詭弁,フェイクニュースまで。

■菊池聡研究室(認知情報学)
>> ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか(上)(下)
ダニエル・カーネマン 2014 早川書房文庫版(ハードカバー有)
→心理学と経済学にまたがる領域での人の意思決定や認知バイアスを網羅した入門書として重要な一冊です。
>> サブリミナル・マインド
下條信輔 1996 中央公論新社[新書]
→人は自分で考えているほど自分の心の動きを分かっていない。多くの人に読んでいただきたい、本当におもしろい一冊。
>> 誰のためのデザイン? 増補・改訂版 認知心理学者のデザイン概論
D. A. ノーマン 2015 新曜社
→日常生活の中で分かりやすい表現や環境、道具を考察した有名な一冊です。
>> 人間 この信じやすきもの
T.ギロビッチ 1993 新曜社
→人間の誤りを認知心理学から見るために、欠かせない基礎知識です。
>> 錯覚の科学
クリストファー・チャプリス 2014 文春文庫(ハードカバー有)
→日常的な生活の中で起こる意外な錯覚の数々をわかりやすく検証。認知心理学を知るためにぜひ目を通すべき。
>> クリティカルシンキング 入門篇
ゼックミスタ&ジョンソン 1996 北大路書房
→心理学からのクリティカルシンキングのエッセンスを知ることができます。
>> 考えることの科学 推論の認知心理学への招待
市川伸一 1997 中公新書
→人の思考の働きに関する認知心理学の研究成果や応用領域を知ることができます。
>> 認知心理学 心のメカニズムを解き明かす(いちばんはじめに読む心理学の本)
仲真紀子 2010 ミネルヴァ書房
→その副題の通り、認知心理学の概観や応用領域を知ることができます。
>>ヒューマンエラーの心理学 一川 誠 ちくま新書
→直観的な思い違いはなぜ起こるのか?心理学研究のおもしろさに触れるわかりやすい入門書

■水原俊博研究室(消費社会・文化研究)
>> 間々田孝夫ほか, 2021, 『新・消費社会論』有斐閣
→消費社会学について俯瞰してみる。
>> 三浦展, 2021, 『第四の消費――つながりを生み出す社会へ』朝日新聞出版[新書]
→消費を4分類して歴史的に振り返ろう。
>> 山田昌弘, 2021, 『新型格差社会』朝日新聞出版[新書]
→現代の消費格差について考えよう。
>> 東浩紀, 2001, 『動物化するポストモダン――オタクから見た日本社会』講談社[新書]
→現代のサブカル消費の様態について考えよう。
>> 斎藤幸平, 2020, 『人新世の「資本論」』集英社[新書]
→消費の持続可能性について資本主義との関連からマルクス主義的視点で考えてみる。
>> 佐伯啓思, 1993, 『「欲望」と資本主義――終わりなき拡張の論理』講談社[新書]
→人間の欲望を経済社会システムとの関連から深く考えてみよう。

■佐藤広英研究室(情報コミュニケーション学)
>> メディア・オーディエンスの社会心理学(改訂版)
李 光鎬・渋谷 明子 2021 新曜社
→インターネット上の心理と行動に関する社会心理学的研究を集めた本。
>> 新版 インターネットの心理学
パトリシア・ウォレス 2018 NTT出版
→初刊から17年のインターネットの変化を盛り込んだネット心理研究の基本書。
>> ツイッターの心理学
北村 智・佐々木裕一・河井大介 2016 誠信書房
→日本で広く普及するツイッターに焦点をあてた本。
>> メディアとパーソナリティ
坂元 章 2011 ナカニシヤ出版
→メディア利用をパーソナリティとの関連からみていく本。
>>消費者心理学
山田一成・池内裕美 2018 勁草書房
→マーケティングから買い物依存症まで,消費に関する心理学を幅広く扱った本。>> 依頼と説得の心理学
今井芳昭 2006 サイエンス社
→広告でも使用される依頼・説得技法について書かれた本。

これと思った本は、とにかく自分のお金で買うこと。選択眼は、失敗を通じてこそ養われる。本を買ったらとにかくページを開こう。読めそうにないときでも、 最初と最後だけは読むこと。そして、かならず見えやすいところに並べてたまに背表紙を眺める。そうすると、いつか読めるようになる。

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