教員紹介

佐藤 真紀

さとう まき

佐藤 真紀

歴史学 准教授

研究分野 フランス近代史

現在の研究テーマ

1.地方からみたフランス革命。近年は,フランドル地方の事例を多く扱っている。

研究から広がる未来と将来の進路

 ヨーロッパ近代を正しく理解することは,国際交流や通商に関わる仕事で不可欠であることは無論ですが,それのみならず,どのような進 路を歩む場合でも大切です。

主要学術研究業績

1.Maki SATO“L’Amour de la patrie a toujour dirigé mes actions et les dirigera jusqu’à mon dernier soupir, justification et autobiographie chez Ernest Duquesnoy”, Biard, M., Boudin, Ph., Leuwers, E., Omi, Y.,(dir.), L’Écriture d’une expérience, histoire et mémoires de Conventionnels, Paris, 2016.
2.佐藤真紀「フランス革命期における秩序正しい暴力-ノール県ウプリヌ村食糧騒擾の事例から-」『歴史評論』718 号,2010 年。
3.「フランス革命期におけるメルヴィル Merville 市への軍隊派遣について」『人文科学論集』第 41 号,2007 年。

所属学会と学会での活動

日本西洋史学会,日仏歴史学会,史学会に所属。

経歴

1988 年明治大学文学部史学地理学科西洋史専攻卒業。
1991 年成城大学大学院文学研究科ヨーロッパ文化専攻博士課程前期卒業。
1997 年成城大学大学院文学研究科ヨーロッパ文化専攻博士課程後期単位取得退学。
1995 年 -1997 年女子美術短期大学非常勤講師。
1997 年 信州大学人文学部講師。
2000 年信州大学人文学部准教授。

研究者総覧 研究者総覧(SOAR)へリンク

フランス近代、特にフランス革命期のことを研究しています。革命の舞台は、だいたいパリですが、その事件を地方の人々がどのように受け取ったか、つまり、どのように理解或いは誤解し、読み替えていったかということが大きなテーマです。しかし実はこのような読み替えから生まれる小さな革命こそが大革命に命を吹き込んで行くのです。

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