去る5月31日は雨でした。
このため学生と市民の皆さんとを、松本市内の埴原城にご案内することができませんでした。実に3回続けて日曜日が雨のため、当面中止としました。
そこで、急遽学生と安曇野市の寺社祭礼調査に出かけました。
安曇野市と人文学部では連携協定が結ばれており、直営の博物館では学生証だけで入館できることになっています。
最初に貞享義民記念館に行きました。学生たちはほとんど何も知らずにやってきたようです。

史料を通じて貞享義民の動きを知り、食い入るように古文書を見ていました。
この写真は一揆の人たちが集まった熊野神社です。

今、私は水を中心に安曇野の世界をまとめてみたいと考えているのですが、神社に入るときこのようにきちんと学生さんは身を清めています。水の神聖さ、力を感じます。
また、しっかりとこのような伝統を受け継いでいることに改めて感動しました。
その後、吉野神社や、賀茂神社、延命水など多くの場所を回りました。

写真は賀茂神社において調査の風景。
雨の中、雨をもいとわず、実にしっかりと調査しています。
安曇野市のことを、知りたい学生と私と、当面探検、調査を続けます。