5月9日の穂高神社大遷宮際の調査を学生とともに行ってきました。
人文学部と安曇野市の連携協定の一環として、祭礼調査を行うことになったからです。

これは夕刻の清払いの場面です。神官たちが白い装束で、実にすがすがしく感じました。
それが終わると遷宮の練習です。絹垣の中に神様が移動する神秘的な儀式ですが、写真が撮れませんでしたので、練習風景で補います。
いよいよ神事がはじまる直前です。神官たちが正装して並びました。寅の年寅の日寅の刻、深夜3時です。

夜の闇の中で遷座です。

まさに神は動いていると感じた一瞬です。
新たになった神殿に神が移り、これから扉を閉めるときです。

20年に一度、営々と400年以上にわたって行われてきた神事を拝見することができ、私も学生も感動しました。
近くで調査をさせていただきました、穂高神社、及び調査に協力していただきました、安曇野市に感謝いたします。
これからしっかり研究していきたいと思います。
なお学生の感想などは笹本ゼミのホームページに出ています。