金曜日に山梨県身延町（旧下部町）にある甲斐黄金村・湯之奥金山博物館運営委員会に参加してきました。何処でもそうですが、地域の博物館は涙ぐましい努力で、人を呼ぼうとしています。この博物館は幸いなことに少しずつお客さんが増えています。
この博物館があるのは下部温泉郷です。
金山の博物館は観光の資源として、大きな役割を持ちます。
土曜日にふるさとの甲斐市立敷島図書館で講演がありましたので、下部温泉に泊まりました。
宿泊した「いしもと」のご主人が、6時半に起きたら素晴らしい富士山を見せてあげますよと言ってくれました。そこで早起きをしました。
博物館の名前の湯之奥からはるか林道を上ったところで、南アルプスのモルゲンロートを見ました。

右の一番高いのが日本で2番目に高い北岳、その左に間之岳、さらに農鳥岳と続きます。松本で見る北アルプスとは随分趣が異なります。
さらに進むと、湯之奥トンネルがあり、これを過ぎると静岡県富士宮市になります。

そこで見えたのがこの富士山です。朝日の関係で、写真より実物はもっと素敵です。
この素晴らしい富士山の景観を下部温泉に泊まって見た人はほとんどいないと思います。
美しい自然、景観が今後の観光資源になることは間違いありません。
ちょっと視点を変えると、素晴らしい資源が近くにあることを、改めて実感しました。