教員 BLOG
一覧を見る大頭祭を見てきました
SBCの収録のため、千曲市にある武水別神社の大頭祭を見てきました。
これは収穫を感謝し、神様に供御する新嘗祭です。
今日は3番頭で、5日間行われる大頭祭の中でも、もっともにぎやかな日でした。
午前中の御供を見て会議もあるのでかえろうとしたのですが、知り合いの研究者から今回は7つ道具という60年ぶりのものがあるから、見た方が良いですよといわれ、テレビ局の要請もあり、学部長に特別に許可され、見ることができました。
その日の番に当たった頭人は、勾玉をつけています。実に復古調ですが、江戸時代以前は数珠だったとのことです。
頭人たちの行列が、のどかな農村風景の中を続きます。
斎森神社で神楽や踊りがあった後、練り歩いて武水分神社の中に入っての行列です。
赤い傘の下に、頭人たちがならびます。
すべてが終わって、神主さんのお宅の前で酒を飲む儀式があって終わりました。
すっかり日が暮れて、提灯の光がきれいでした。
信州には本当に様々な祭りがあります。この祭りは400年以上の歴史があります。
現状は古いものと新しいもの、実にさまざまなものが入り交じっています。
こうした祭礼の中にも、地域の文化をじっくり学んでいきたいと思います。