同世代の太宰治研究者とやっている研究会の機関誌『太宰治スタディーズ』、この度、別冊２を刊行しました。目次については、「太宰治スタディーズ」blogをご参照下さい。 私は、科研費・若手（B）「文学的言説における日中戦争前期〈中国〉表象の多角的研究」の（最後の）研究成果として、「林語堂Moment in Peking翻訳出版をめぐる言説──日中戦争期の文学場一面」を執筆しました。 また、拙著『昭和一〇年代の文学場を考える　新人・太宰治・戦争文学』についての書評を、大石紗都子さんにご寄稿頂きました。どうもありがとうございます。

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