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きたむら あきこ

北村 明子

哲学・芸術論 教授

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「身体を通して思考する ―わたしの身体は頭がいい―」岩渕貞太×北村明子 トーク&ダンスワークショップ 参加者募集

前澤秀登 Hideto Maezawa

信州大学人文学部では、東京を活動拠点とする振付家・ダンサーの岩渕貞太氏と、信州大学人文学部教授で振付家・ダンサーの北村明子の共同開催によるトークとワークショップのイベントを2023年7月19日(水)と7月26日(水)の二日間にわたり開催します。
本イベントは、「身体を通して思考する ―わたしの身体は頭がいい―」というテーマのもと、両氏によるオンラインでのクロストークと、信州大学 松本キャンパスにて岩渕氏を講師に迎えたダンスワークショップを実施するものです。この度、本イベントの参加者を募集します。
舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされたメソッドとして「網状身体」を提唱する岩渕氏の表現理念を、「身体と舞踊」「芸術と社会」といった切り口から座学と実践で体験できる構成となっています。ダンス経験は問いませんので、「身体」を軸にした芸術や社会への視点に興味のある方は、どなたでも奮ってご参加ください。

〇 募集要項・会場

◆対象:身体表現やダンスに興味のある高校生以上の方。ダンス経験不問。
※対象世代以下のお子様を帯同しての参加も可能です。未就学児童は保護者の付き添いが必要です。
※動きやすい服装でお越しください。素足か靴下がおすすめですが、上履きを着用していただいても構いません。会場に更衣室はございませんので、お着替えをされる場合はお手洗い等をご使用ください。

◆料金:無料

◆定員:クロストーク:なし ワークショップ:30名

◆申込期限:定員になり次第締め切り ※定員に余裕がある場合は当日のご参加も承ります。

◆申込方法:下記URLから必要事項を入力して申込
※トークとワークショップ通しての参加推奨ですが、どちらかのみの参加も可能です。
https://forms.gle/dWKyPyvppMzn2UJ77

◆会場:信州大学松本キャンパス 第2体育館
〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
※駐車場はありませんので公共交通機関や近隣の有料駐車場をご利用ください。

・JR松本駅「お城口(東口)」を出て右前方、アルピコバス「松本バスターミナル」のりば1「信大横田循環線」、または「浅間線」に乗車し約15分、バス停「信州大学前」で下車して道路向かいに大学正門があります。人文学部・経法学部・全学教育センター・附属図書館へは、次のバス停「大学西門」下車が便利です(どちらも200円)。
・医学部附属病院へはJR松本駅「お城口(東口)」バス停から「北市内線西まわり」または「北市内線信大病院行」に乗車し約20分、バス停「信大病院玄関前」で下車が便利です(200円)。

  • 会場マップ1
  • 会場マップ2

〇 クロストーク|オンライン

日 程 2023年7月19日(水)16:50~18:20
登壇者 岩渕貞太、北村明子
※ ZOOMを使用したオンラインでのトークイベントです。参加者には開催前にZOOMのURLをお知らせします。

岩渕貞太氏と北村明子によるオンラインでのクロストーク。岩渕氏の舞踊理念や身体についての視座を切り口にして、身体表現としての舞踊がどのように立ち上がるのか、また、今日の舞踊芸術が社会においてどのような役割を担っているのど、フリートークの形式でお話しします。表面的な動きに目が奪われがちな舞踊を「身体」を出発点にして捉えなおします。

〇 ワークショップ「身体を通して思考する ―わたしの身体は頭がいい―」

日 程 2023年7月26日(水)16:00〜18:00(受付開始15:40)
講 師 岩渕貞太 
ファシリテーター 北村明子

「一生のうちで一番長い付き合いをするものは誰か。それは自分の身体です。身体はわたしたちがまだ気づいていない不思議な力を隠し持っています。私が考える『踊り』は、まず『身体』があり、それが『動き』、『踊り』が生成される。そんな風に考えています。私たちは自分の意識、意思で生きていると感じているかもしれませんが、それらは巨大な無意識の領域に支えられています。身体は無意識の宝庫です。踊りや武術のワークを通して身体≒無意識の動きに触れて身体の思考を開いていきます。身体を通した思考を体験して『踊る』よろこびや、日常生活で『身体と共に生きる』ことを持って帰ってもらえたらと思います。(岩渕貞太)

講師プロフィール

前澤秀登 Hideto Maezawa

岩渕貞太 いわぶち・ていた
玉川大学で演劇を専攻、平行して、日本舞踊と舞踏も学ぶ。2007年より2015年まで、故・室伏鴻の舞踏公演に出演、今日に及ぶ深い影響を受ける。2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。2010年から、大谷能生や蓮沼執太などの音楽家と共に、身体と音楽の関係性をめぐる共同作業を公演。2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞、フランス国立現代舞踊センター(CNDC)に滞在。自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」開発。玉川大学と桜美林大学で非常勤講師を務める。DaBYレジデンスアーティスト。

制作:林慶一  企画・制作:北村明子(信州大学人文学部教授)
主催:信州大学人文学部
協力:一般財団法人松本市芸術文化振興財団

◆お問合せ
kitamurazemi2023@gmail.com 080‐5383‐0577 (担当:林)
信州大学人文学部学務 0263-37-2236 *場所についてのお問い合わせのみ

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