教員紹介

いそべ みほ

磯部 美穂

比較言語文化 教授

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レーゲンスブルク大学・デュッセルドルフ大学現代ドイツ研修

2015年から実施しているレーゲンスブルク大学・デュッセルドルフ大学現代ドイツ研修に引率で参加してきました。これまでは金沢大学で実施されてきた研修に若干名がこっそり参加させてもらうという形でしたが,今年は人文学部から7名が参加させていただきました。特に今回は日本学生支援機構の海外短期留学派遣プログラムとして採択されたこともあり,とても充実した研修となりました。最初の3週間はレーゲンスブルク大学で学生寮に住みドイツの大学生活を体験しました。朝8時30分から11時45分までドイツ語の授業,昼食をはさんで,午後は演劇やコーラスなどのワークショップ,週末は近郊の博物館などを訪問という過密スケジュールにもかかわらず,みんな元気によく頑張りました。

ギムナジウムの訪問

研修の後半は,ドイツ北西部ライン川のほとりデュッセルドルフに移動しました。ここでは日本語を学ぶ高校生とドイツ語と日本語を使って,お互いのことを紹介しました。高校生といっても,ドイツのギムナジウムでは,基礎学校(Grundschule)を7歳で修了した直後の1年生(8~9歳)から大学入学前の11年生(18歳~)までが同じ建物で学んでいます。交流授業に参加してくれたのは,8年生と9年生ということでしたが,とても大人びた雰囲気で貫禄があり,日本語も上手でした。ただ,お医者さんや弁護士という将来の夢を語るドイツの生徒さんたちに対して,公務員や会社員になりたいという日本の大学生は,夢を語らない大人というか,現実的でした。

ハインリヒ・ハイネ像の前で

夏休みの半分を占める4週間を遠く離れた異国の地ドイツで過ごし,最後は体調を崩したり,疲れた表情の参加者もいて心配しましたが,デュッセルドルフ大学のハインリヒ・ハイネ像の前で撮影した記念写真はみんないい笑顔です。奨学金など色々なご支援がいただけたからこそ実施できた研修です。末筆ながらご支援をいただいた諸機関には,心から感謝申しげます。

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