教員紹介

はやさか としひろ

早坂 俊廣

哲学・芸術論 教授

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中国関係

杭州便りその5

雑記①レンタル自転車

レンタル自転車ステーション

今回、杭州に来て驚いたのは、街中を走るレンタル自転車の多さです。レンタル自転車というと観光客用のものを連想しがちですが、ここ杭州では完全に「市民の足」です。事前にカード(バスやタクシー等でも利用できる「市民カード」)を作っておけば、街の到るところにあるレンタル自転車ステーションで簡単にレンタル自転車を利用できます。どこで借りてもどこに返してもOKで、一時間以内は無料です。私は知人に自転車をもらいましたので利用したことはありませんが、自前の自転車に乗っている人を探すのが難しいぐらい、みなさんレンタル自転車を利用しています。これは杭州市が全国に誇るシステムで、上海から来た友人も驚いていました。「借り」と「返し」の不均衡で一時的に自転車がステーションに収まり切らなくなる弊害が新聞で報道されたこともありましたが、今の中国でやたら目に付くキャッチフレーズ「低炭素生活」の実現に寄与していることは間違いないでしょう。

雑記②星巴克珈琲

近所の「星巴克珈琲」

四半世紀も前、「自炊するぞ!」と張り切っていた大学一年生の私は、一週間もすると「こんなものを食べていたら死んでしまう!」と悟り、外食に切り替えました。当時とさほど料理の力量が変わっていないので、いつも外食しています。「外食」と言っても、夕食はほぼ宿舎の食堂で食べています。「宿舎の」と書きましたが、一般向けに開放されていて、完全に「町の食堂」化しています。最初に受け付けで注文・精算を済まさないといけないのですが、毎回、席取りと注文の際に中国の方々と戦い(?)を繰り広げています。列にきちんと並んで、なんてことを考えていては、食事にありつけませんので。味はけっこういけるのですが、やはりすべてが「中華料理」だから飽きてきます。言い訳が長くなりましたが、そういうわけでマックやケンタッキーをしばしば利用しています。スタバに関しては宿舎の近所にあるのですが、コーヒー1杯で宿舎食堂での夕食1回分(ビールを含む)が吹っ飛んでしまうので、できるだけ自制しています。あくまでも「できるだけ」であり、今日の昼も利用したのですが、西洋の方々が団体でレジに並んでいて驚きました。ちなみに杭州のスタバなので、これまで怒られたことはありません(このくだりが分からなかった方は、「北京 スターバックス 中国語学」で検索してみてください)。ちょっと気持ちを整えるのには最適の場所です。

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