速水 香織

ごきげんよう。人文学部教員の速水です。 信州大学に着任10年目にして、初めてのブログ公開です。日々の雑感等々を公開することは、これまでも、おそらくこれからもありませんでしょうけれども、最近、私の授業に出席なさっていた、とある大学院生くんから大変興味深いご案内を戴きましたので、そのご紹介をしたいと思い立った次第です。

そのご案内を戴いた時に、私の口から転がり出た言葉が上記のタイトルなのですが、この「しもにい」とは、松本電鉄上高地線にある駅名だそうです。上高地線に乗車したことがないので、恥ずかしながら知りませんでした…。申し訳ありません。その駅にほど近い亀田屋酒造店を会場として、4月15日（土）に「本の蔵1885《お座敷一箱古本市》」というイベントが開催されるとのことです。簡単にご説明すると、出店者が各々本を持ち寄って開くフリーマーケットで、ふらっと覗きに行くこともできますし、何なら、自分が出店者になることもできるとのことです。詳しくは、以下に表示します画像のちらし内容をご覧いただければと思いますが、どんな本・どんな人に出会えるかわからない、とても魅力的なイベントだと思います。

さらに申し上げるなら、会場となる亀田屋酒造の母屋は、明治18（1885）年築の古民家とのことで、無料で中に入れて戴けるそうです。個人的なことで恐縮ですが、私は古い建築物が大好きです（江戸時代以前の建築はもちろん、明治・大正期の洋風建築や和洋折衷住宅などたまりません。住みたいです。）それもあって、このイベントにはぜひ参加したいと思っています。ついでに、お酒の試飲もできるそうです。その場合は、皆さま、電車で行きましょう。

また、下新駅では、このイベントとは別に、不定期で駅舎に本屋「下新文庫」が出現するそうです。駅の掲示板「しましま本店」で出店情報が確認できるそうですので、ご興味がおありの方は、そちらもご覧ください。