人文学部からのお知らせ
イギリス音楽についての多文化交流サロン 報告
5月27日(火)の多文化交流サロンは、東京家政大学からバーナビ・ラルフ先生をお招きして、「16世紀から19世紀のイギリス音楽」というテーマで講演を行っていただきました。
ラルフ先生は、16 世紀エリザベス朝の時代、音楽・ダンス・演劇がイギリス文化の黄金時代を築き上げた事情から、市民革命を経て17世紀から19世紀までの200年間、なぜイギリスが「音楽のない国」と称されたのか、たくさんのスライドを見せ、CDで音楽をかけながら、とてもわかりやすく説明してくださいました。
また、たいへんエネルギッシで、ときにユーモアを交えながらのお話ぶりは、20名強の聴衆を瞬く間に引き込んで、会場を熱気と笑いの渦で包み込みました。質問の時間には、3〜4名の学生が英語で非常に的を射た質問をし、講演後にはラルフ先生に直接質問をする学生が後を絶ちませんでした。その様子に、ラルフ先生はたいへん強い感銘を受けていらっしゃいました。
今回の多文化交流サロンを機に、歴史が長く、内容の豊かなイギリス文化に興味を持つ学生がますます増えることを期待しています。

ラルフ先生、語る