人文学部からのお知らせ
第57回夕べのセミナー
信州大学人文学部 第57回夕べのセミナー
【題目】
神は壺を作るか?―インド哲学における神の存在証明―
【概要】
インド哲学における神の存在証明とその批判は、仏教とニヤーヤ・ヴァイシェーシカ学派との間で行われた論争の中で、西洋哲学における神の存在証明をめぐる 論争史と同じくらい豊かな内容をもつに至りました。神の全知と悪の問題は矛盾しないのか、わたしたちの経験を超えた存在を論証の素材とすることができるの か、等々。その論争を振り返ることで、インド的思考の特質を明らかにしつつ、これからのインド哲学研究が抱える課題についてお話したいと思います。
講師:信州大学人文学部 護山真也 准教授 (インド仏教・比較哲学)
時間 2009年 7月 14日(火) 17:00~18:30
場所 信州大学人文経済新棟 6階
聴講無料
主催 信州大学人文学部 共催 人文学部後援会
お問い合わせ 人文学部総務 0263-37-3393
