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レポート

オンラインシンポジウム「松本から考える、アートプロジェクトの現在形」

2022年2月28日開催

2022年1月22日更新

イベント概要

(オンライン開催です)

近年、日本各地で数多くの芸術祭やアートプロジェクトが開催・運営され、社会現象と呼びうるほどの活況を呈しています。長野県内の状況も同様であり、今年度はさらに松本においてもいくつかの新しい動きがあらわれています。本シンポジウムでは、松本市内で展開する3つのアートプロジェクト、「松本まちなかアートプロジェクト2021」「マツモト建築芸術祭」「ユアリテ2022」の関係者を招き、活動のきっかけや目的、成果などを伺いながら、共通の課題や今後の展望について、さまざまな立場、観点から意見交換をおこないます。
多様な芸術実践を通して、官・公・民の協働や、また、国・県・市のリソースの接続・融合を促進し、広く市民・県民・来県者がつながる芸術文化ネットワークを構築することは可能でしょうか。本シンポジウムが、そうした大きな問いに向かって開かれた語り合いの場となればと思います。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

登壇者(順不同)
小川稔(「松本まちなかアートプロジェクト」アートディレクター、松本市美術館館長)
齊藤忠政(「マツモト建築芸術祭」委員長、扉ホールディングス株式会社代表取締役)
菊地徹(「ユアリテ2022」総合プロデューサー、栞日代表)
コメンテーター:野村政之(長野県文化振興コーディネーター)
進行:金井直(信州大学人文学部教授)

登壇者略歴
小川稔(おがわ みのる)
1954年東京生まれ。神奈川県茅ヶ崎市に育つ。1970年代に大学で美術史を学びながら同世代のアーティストたちの活動に関心をもった。家業の飲食業に従事した後、2008年より茅ヶ崎市美術館に館長として勤務。2013年より松本市美術館館長を兼任。2021年7月より開催中の「パルコdeミュージアム」アート・ディレクターを務める。

齊藤忠政(さいとう ただまさ)
1974年長野・松本市生まれ。大学卒業後、旅行会社を経て家業である温泉旅館 「扉温泉明神館」に入社、三代目を継承。2007年シックスセンス株式会社を設立し、有形文化財の建造物を利用した飲食店を展開。その後古民家を利用した宿泊施設など持続可能な地域経営に取り組む。観光庁の有識者会議の委員、長野県「おいしい信州ふーど(風土)公使」、2016年にはJapan Times「アジア圏で最も期待される次世代リーダー100人」に選出される。 
2013年より、ルレ・エ・シャトー日本・韓国支部 支部長に選任され、現在に至る。

菊地徹(きくち とおる)
1986年、静岡市出身。筑波大卒。旅館、ベーカリー勤務を経て、2013年、松本市で独立系出版物を扱う書店兼喫茶〈栞日〉開業。2016年、現店舗に移転し、旧店舗で中長期滞在型の宿〈栞日INN〉開設。2020年、本店向かいの銭湯〈菊の湯〉継承。同年〈株式会社栞日〉設立。

野村政之(のむら まさし)

1978年生、塩尻市出身。大学で演劇活動を始める。2006年長野県松本文化会館に8か月勤務、退職後、こまばアゴラ劇場・劇団青年団、沖縄県文化振興会(沖縄アーツカウンシル)などを経て、201810月より長野県県民文化部文化政策課文化振興コーディネーター。文化行政・芸術文化支援と、創作現場の仕事を並行して行っている。これまであいちトリエンナーレ、京都国際舞台芸術祭(KEX)、大地の芸術祭ほかの芸術祭に企画またはアーティスト側で参加。長野市在住。

オンライン開催

参加費:無料 要事前申し込み
申し込み方法:こちら(https://forms.gle/o24JCWMiugUigWgT7)から2月27日[日]17時までにお申し込みください。あるいは下記の問い合せ先にご連絡ください。

主催:信州大学人文学部(部局プロジェクト「地域とともに創る学び合いの場―文化芸術教育資源を活用した、地域活性化手法の確立と発展をめざして―」)
共催:長野県


問い合せ先:
信州大学人文学部 金井研究室
e-mail kanait(a)shinshu-u.ac.jp (a)は@

開催日 2022年2月28日
時間 開演18:30、 終演20:30(予定)
会場 オンライン開催(Zoom)
参加対象者 どなたでも
参加料金 無料 要事前申し込み

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