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【人文カフェ】キャンパスのある風景―信州大学人文学部と松本のまち

2019年7月19日~7月19日開催

2019年7月 2日更新

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イベント概要

キャンパスのある風景―信州大学人文学部と松本のまち

講師:速水香織(信州大学人文学部准教授)

信州大学は今年、創立70周年を迎えました。人文学部にとっては、前身となる旧制松本高等学校創立から数えて100周年となる、記念すべき年でもあります。 100年の間には、大学の設立やキャンパスの移転、学部の組織改革など、実にさまざまな出来事がありました。 しかし、その100年の歴史のどこを切り取っても、教員と学生との真剣な学びと交流、そして松本という町そのものとのかかわりが見えてきます。 今年という節目の年を記念し、人文学部の歴史を当時の写真から振り返るとともに、過去に学び、未来のキャンパスのあり方を皆さまとともに考えてみたいと思います。

日時:2019年7月19日(金)18:30-20:00(開場18:00)

会場:あがたの森文化会館本館1-1教室 (390-0812 長野県松本市県3丁目1−1 tel 0263-32-1812)

参加費:無料

予約:不要。会場の席数にはかぎりがございますので(定員50名)、着席をご希望の方にはお早めのご来場をおすすめします。

主催:信州大学人文学部

開催日 2019年7月19日~7月19日
時間 18:30-20:00(開場18:00)
会場 あがたの森文化会館本館1-1教室
参加対象者 どなたでも
参加料金 無料

イベントレポート

松本高等学校から信州大学文理学部、そして人文学部にいたるキャンパスの変遷を、信州大学史資料センターの画像資料や、速水先生ご自身の調査による新出資料を交えてご紹介いただきました。お話から、学都松本の学生たちの勉学の日々と、そこからの跳躍ぶりが、とてもよく伝わってきました。加えて印象的だったのは、人文学部が松本の有形無形の文化の継承にこれまで果たしてきた役割です。保存運動から日々の調査、資料整理まで。まさに遺すことは創ること。人文学部ならではの地域貢献のあり方について、大きなヒントをいただいたように思います。発表後のディスカッションでは、まちと大学の共生について、ご参加のみなさまからもさらにさまざまなご意見を頂戴することができ、人文学部の故地、あがたの森で分かち合うにふさわしいひとときとなりました。

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