文化情報論フォーラムは、信州大学人文学部文化情報論分野(通称：文情)に所属する学生たちが、この一年間に取り組んだ研究の成果を、一般の方々にわかりやすく発表する場として毎年開催しています。

2023年のフォーラムタイトルは「Interactive⇄Bunjou(インタラクティブンジョー)」です。コロナ禍におけるフォーラム開催も今回で3回目となり、本年は4年ぶりに対面でのフォーラムを開催いたします(対面は2日目のみ)。

”Interactive”には"双方向"という意味があります。今回のフォーラムは、対面でもオンラインでも場所を問わず、参加者の皆さまのご意見を積極的に取り入れながら、皆さまと学生が双方向性をもって交流できるフォーラムを開催したいという想いを上記タイトルに込めました。

1日目（4日（土））は、13:00より「☆彡転生したら文情生だった件☆彡」と題して、皆さまが文化情報論の学生だったら...を、2,3年生の研究発表を通して疑似体験できます。皆さまの選択によって進行していくため、ゲーム感覚でご参加いただけます。認知心理学、消費社会学、情報コミュニケーション学の各ゼミの紹介も予定されています。

2日目（5日（日））は、10:30より、安曇野市まちづくり課担当者様、安曇野市まちづくり検討会会長様をお呼びして、「社会的協働」をテーマに、地域ボランティアなどの観点から、わたしたちの未来のまちづくりについて考えるシンポジウムを開催します。

また、13:00より、今年度卒業する学生の卒業研究の発表が予定されています。防災行動促進や魅力的な観光動画など私たちの生活に身近なテーマを心理学・社会学の視点から4年生の集大成をお届けします。いずれの発表も、わかりやすく楽しく理解していただけるように準備を進めています。

心理学や社会学の研究ってどのようなものなのか興味がある方、大学に入ったらどんな研究をするのか知りたいという高校生にもぜひご来場いただきたいです。
もちろん大学生の方にも研究領域を問わずにお楽しみいただける内容となっています。どうぞ気軽にお越しください。

また、2月11日（土）～12日（日）には中町・蔵シック館にてデジタル写真展を同時開催します。
文化情報論分野では、学問研究だけでなく「情報活用能力」育成のため、被写体を正確に捉える写真撮影の方法やグラフィックソフトを用いた写真加工なども学んでおり、人文学部の各種イベントのポスター制作にも取り組んでいます。
今回は2年生の趣向を凝らした作品がたくさん展示されています。こちらも合わせてご来場ください。