2007年度以前

社会学研究室とは?

【社会学研究室の目的】
社会学研究室では、その研究領野に独自の研究法として、社会学的思考、調査、分析を学ぶことによって、実践知の獲得を目指しています。

(1) 概論、特論を通じて、社会学的思考法を学ぶことで、「自明とされる事柄に対し、深くその根拠を問い直し新たな認識を構築できる思索力」、「変容する社会を 冷静に分析し、時流に迎合することなく価値判断できる批判力」を養い、さらに「異質・多様なものを理解し、寛容かつ多元的に判断することができる受容力」 を獲得します。

(2) 社会調査法は、講義、実習を通じて「情報を適切に集約・分析・表現できる高度なメディアリテラシー」とリサーチリテラシーを獲得し、聞き取り調査の調査実 習を通じて「他者の考えを明晰に理解し、自己の主張を的確に表現できる高度なコミュニケーションリテラシー」を獲得します。

(3) 特論、実習を通じて、社会学分析法を学ぶことで、社会を客観的かつ冷静に分析するテクニックを獲得し、「変容する社会を冷静に分析し、時流に迎合することなく価値判断できる批判力」を身につけます。

【社会学研究室の特色】
社会学研究室では学問と社会との積極的な関わりを常に問題として取り上げており、実践知は最重要な知識として位置づけています。講義と実習の緻密な組み合わせによって、講義を通して得た知識と、実習による現実の経験が、実践力の体得を導きます。
実習においてはコンピュータを使った情報収集や分析と、聞き取り調査による他者理解を特に重視しています。

ページの先頭へもどる