2016年度 古典ゼミ合宿 江戸悪所ツアー

浅草寺境内

9月18、19日の一泊二日で、江戸(東京)で古典合同ゼミ合宿を行いました。今年のテーマは江戸の悪所巡りということで、怪談の舞台になっている場所や江戸文学に所縁のある場所などを巡りました。因みに去年は京都の悪所巡りでした。合宿前には皆で訪れる場所について調べて、しおりを作ります。 一日目は徳川家の信仰を集めた江戸屈指の大寺、浅草寺に集合して始まりました。一日目はこの他に、吉原の遊郭にあった吉原神社、四谷怪談の作者・鶴屋南北のお墓がある春慶寺、俳人榎本其角が雨乞いのための句を奉納した三囲神社、徳川家光が飲んで病を治したという井戸の水がある長命寺などを訪れました。 夕飯には浅草で美味しい釜飯を頂きました。 下の写真は一日目に浅草寺に集合した時のものと長命寺の井戸の写真です。

長命寺の井戸

二日目は平将門の首塚から始まり、そのまま平将門の御霊を祀る神田明神を訪れました。二日目には、この他に『怪談牡丹燈籠』の舞台となった新幡随院跡や、江戸の刑場の一つである小塚原刑場跡にある延命寺、『四谷怪談』に登場するお岩さんを祀るとするお岩稲荷神社、靖国神社などを訪れました。

神田明神正面門

合宿ではこのような普段訪れないような場所に行くことができます。 普段は文字を相手にすることが多いので、実際の場所を見て、感じてみるということも大切なことだと考えさせられます。悪所巡りらしく二日間とも雨が降ったりやんだりしていましたが、OGの方々も交え、学年を超えて親睦を深められる楽しいゼミ合宿となりました。

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