
信大には「VOTERS」(ボーターズ)というサークルがあります。 大学生が政治に参加しやすい環境づくりを目指して活動しています。 そのサークルが、9つの政党から国会議員や自治体の議員を集めて、公開討論会を25日の月曜日に開きました。 学生たちが参加しやすいようにと、夕方の6時半からの開催でした。
開催の趣旨は、今年2月に行われた衆議院選挙は、突然の総選挙となった上に、解散から投票まで16日間しかなかったことで「政策を知ることができなかった」ので、改めて政策の違いを知り考える機会にしたいという思いからだったそうです。
各政党から1人ずつ登壇してくれましたが、国会開会中ということもあって、国会議員は2人だけ。 県議だったり、市議だったり、丁々発止の討論は期待できない状況でしたが、すべての政党を公平に扱おうと配慮する姿は、テレビ討論よりしっかりしていると思わせる進行ぶりでした。
前半は学生から出された次の2つの質問について、それぞれ答えてもらい、それについて隣に座る政党が質問して答えてもらうという形で進みました。
①議員を目指した理由と今の政党を選んだ理由
②重視する政策は何か
後半は、この会の聴講者から集めた質問の中から多かったテーマをぶつけて、それぞれ答えてもらうという形で行われました。 出された質問は、以下の4テーマでした。
①消費税減税をどう思うか(一般からの質問)
②どのようにデジタル社会と向き合うべきか(学生の質問)
③憲法改正をどう考えているか(学生・一般)
④スパイがいた場合、国としてどう対処すべきか(学生・一般)
本当の討論までは求められない議員の立場の違いや、時間の制限がありましたが、政治に真摯に向き合おうという姿勢はよく感じられました。 参加した学生たちにとっても、いいきっかけになったのではないかと思いました。
なお、各政党参加者の中で共産党代表者はわが人文学部の同窓生でした。 また、会全体の進行を担ったのは、人文3年の女学生でした。
【会長:鈴木崇夫】