「まつもとフィルムコモンズ」という市民団体が製作した地域映画『まつもと日和』の上映会がありました。場所は松本市中央公民館（Mウィング）。時は2/25，2/26で、計５回の上映。初回はざっと勘定で200人の観客が詰めかけ、満席となりました。

この映画は、昭和期に松本市民が撮影した８ミリフィルム画像の提供を受け、提供者のインタビューも交えながら73分にまとめたものでした。幼い子供の姿、運動会、花見、結婚式前夜、出征などの家族の記録もあれば、女鳥羽川の氾濫、整備前の松本駅前の様子や浅間温泉へ続く路面電車、本町や伊勢町、六九通り、縄手通りなどの町の記録もあり、全体としてほのぼのとした作品になっていました。

その製作のスタッフはおよそ20人。その中にわが後輩たち7人が参加していたのです。芸術コミュニケーション専攻で、金井直先生の授業を受けている学生たちとのこと。インタビューにも編集にも加わったそうで、上映会の司会も女子学生２人が務めました。
上映後に５人の学生に話を聞くことができました。皆さん活き活きと活動を振り返ってくれましたし、取材に応えてくださった方々への感謝の言葉を口にしていました。貴重な体験をし、素敵な学生生活を送っているのだなと、こちらもうれしくなりました。

【会長：鈴木崇夫】