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上原三知教授が復興デザイン会議において第6回復興デザイン研究賞の最優秀研究賞を受賞

研究

受賞時の様子
受賞時の様子

2024年11月29日〜12月1日に東京大学本郷キャンパスで開催された第6回復興デザイン会議全国大会において、造園学研究室の上原三知教授(信州大学学術研究院(農学系)、信州大学先鋭領域融合研究群 社会基盤研究所)が、国内外の復興に取り組んでいる個人、17名の候補者の中から最優秀研究賞として表彰されました。

復興デザイン会議を主催する「復興デザイン研究体(Urban Redesign Studies Unit)」は、2011年東日本大震災を契機に、東京大学工学系研究科の社会基盤学、建築学、都市工学の3専攻の教員を中心とし、自治体、企業、学術会議などと連携しながら、次の都市・地域・国土像を考える組織として設立されました。2024年10月28日に、復興デザイン会議 第6回復興デザイン研究賞(旧復興研究論文賞)の最終審査委員会(審査委員長:原田昇)が実施され、厳正な審査の結果、受賞者6名(最優秀研究賞1名、優秀研究賞4名、奨励研究賞1名)が決定されました。

受賞理由は以下の通りです。
「米国のランドスケープ・アーキテクチャーの主要な計画理論であるDesign with Natureの応用として、1980年の貴重な環境区分図と東日本大震災の災害リスクの得点をデジタル化し、事前災害予測および復興計画におけるデータとプロセスの有効性の検証を持続的に行い、マルチスケールな範囲を対象に震災被害を事前に高い精度で評価できる可能性を示した。一般的には別々に実施される環境(リスク)評価と復興計画において、Design with Nature理論で連続的に実現する可能性を学術的に再評価し、未曾有の大災害からの復興計画にも応用する努力がなされ、復興デザインへの貢献という点においても高く評価された。」

復興デザイン会議
第6回復興デザイン研究賞 受賞者

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