大学院総合理工学研究科農学専攻2年の小原涼太郎さんが第31回日本育種学会中部地区談話会において優秀発表賞を受賞しました
2024年12月15日に本学伊那キャンパスJ棟多目的ホールで開催された第31回日本育種学会中部支部談話会において,植物遺伝育種学研究室の小原涼太郎さん(修士2年)が優秀発表賞を受賞しました。小原さんは昨年の同談話会に続き2年連続受賞です。
小原涼太郎さんの研究は,松本市安曇の在来カブ品種で,信州の伝統野菜にも認定されている'稲核菜'の保全に必要な知見を得ることを目的として,生産者の自家採種状況の調査,自家不和合性に関するSハプロタイプを指標とした品種集団内の遺伝的多様性評価を行ったもので,中山間地域の在来カブ品種の遺伝的な実態を明らかにしたことが評価されました。
受賞演題は以下のとおりです。
「長野県在来カブ品種'稲核菜'における自家採種の現況と遺伝的多様性評価」
〇小原涼太郎 1,松島憲一 2,根本和洋 2
(1信州大学大学院総合理工学研究科農学専攻, 2信州大学学術研究院(農学系) )