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大学院総合理工学研究科 農学専攻の山崎莉緒さんが第77回日本栄養・食糧学会大会でトピックス賞を受賞

研究

 令和5年5月12~14日に、札幌コンベンションセンターで開催された第77回日本栄養・食糧学会大会において、食品化学研究室の山崎莉緒さん(修士2年)がトピックス賞を受賞しました。
 トピックス賞は、第77回日本栄養・食糧学会大会の一般演題の中から特に話題性が認められる演題として選出されました。この研究では、玄米由来乳酸菌Lacticaseibacillus paracasei 327(旧分類:Lactobacillus casei subsp. casei 327)の死菌体の摂取がUV照射マウスの皮膚老化を抑制し、作用機序の一端として、コラーゲン分解酵素であるMMP-1の発現抑制とp16およびp21を介した細胞老化の抑制が関与することを明らかにしました。亀田製菓株式会社との共同研究の成果であり、皮膚光老化の抑制に寄与する機能性食品の開発において新たな知見を提供しました。

受賞演題は以下の通りです。
「乳酸菌Lacticaseibacillus paracasei 327の細胞老化抑制を介した皮膚光老化抑制効果」
◯山崎莉緒1、鄭屹峰2、三原敏敬3、内山公子3、髙橋肇3、片山茂1,2
1信州大院農、2信州大バイオメディカル研究所、3亀田製菓(株))

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