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2022年度日本造園学会中部支部大会で大学院総合理工学研究科農学専攻1年の山下将司さんが最優秀学生発表賞,農学部農学生命科学科森林・環境共生学コース4年の吉田詞音さんが優秀学生発表賞をそれぞれ受賞

研究

(左:吉田詞音さん 右:山下将司さん)
(左:吉田詞音さん 右:山下将司さん)

2022年12月4日にオンラインで開催された2022年度日本造園学会中部支部大会において,緑地生態学研究室の山下将司さん(修士1年)が「最優秀学生発表賞」を,同研究室の吉田詞音さん(学部4年)が「優秀学生発表賞」をそれぞれ受賞しました。

山下さんの最優秀学生発表賞については緻密なデータを基にした精度の高い実証的研究であること,また口頭発表でのわかりやすいプレゼンテーションのつくり方などが特に評価されました。
山下さんの今回の受賞については,絶滅危惧種のチャマダラセセリの産卵環境について,特に草原群落の組成的な特徴を緻密な調査で明らかにしたことが評価されました。
吉田さんの受賞については,カミキリムシ科群集を用いた新規の環境評価手法の開発を目的とした基礎的知見として,群集と植生環境との関係性を森林の階層別に解明したことが評価されました。

受賞演題はそれぞれ以下のとおりです。
「絶滅危惧種チャマダラセセリの岐阜県における繁殖環境の保全を目的とした畦畔草地群落の特性」
山下将司1,大窪久美子2,中村康弘3,永幡嘉之3
(1信州大学大学院総合理工学研究科,2信州大学農学部,3日本チョウ類保全協会 )

「長野県中南部におけるカミキリムシ科群集の組成と構造」
吉田詞音1,大窪久美子1
(1信州大学農学部農学生命科学科 森林・環境共生学コース)

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